痛みの部分　～ほぐす箇所は他にある～

去年からの感染病が、今もしぶとく猛威をふるってますね。これからも生活環境は変わっていくでしょう。カラダリズムにいらっしゃるお客様には、テレワークや自宅での学習時間が増えたことで、身体が凝り固まり辛いという方は、去年に続き多いと感じます。そして多くのお客様から、｢首/肩/肩甲骨/腰｣の背面をほぐしてほしいと要望をいただきますが、、実は前屈みになって縮む(負荷がかかる)筋肉は、主に胸の前面にある〈大胸筋〉と脇の下〈前鋸筋〉です。簡単にいうと、前屈みになる→後ろの筋肉が前の筋肉に引っ張られ、背面に痛みが生じる。
なので背中が張って痛かったり、物を持ち上げたり腕に力をいれた時に、肩(肩甲骨)まわりに痛みを覚えるようであれば、まず鎖骨下や脇の下の筋肉を指で揉みほぐすのをおすすめします。  前面ならセルフでやりやすいですし、これで呼吸がしやすくなったという方もいます。痛みのある箇所が、必ずしもほぐすターゲットとは限りません。痛みの原因になっている根元からほぐし、身体とココロが少しでも楽になっていただければ幸いです。